鉄骨工事現場で行われる本締め工事とは?
- お知らせ
本締め工事とは、鉄骨工事現場において、鉄骨構造物の組立工程の最後に行われる作業のことを指します。
具体的には、鉄骨柱や梁同士を結合するために、高張力ボルトやナットを使用して緊張をかける作業を行うことを指します。
イメージとしては、車のタイヤを取り付けるときを想定されるとわかりやすいかと思います。
車のボルトもいきなりきつく締めるのではなく、最初は仮留めをして、その後最終的にしっかりと取り付けていきます。
建物も同様にいきなりきつく締めるのではなく、仮留めを行ってから本締め工事を行います。
ボルトやナットを締める際には、十分な締め付けを確保するために、トルクレンチやトルクメーターを使用することが一般的です。
本締め工事が適切に行われることで、鉄骨構造物の強度や耐力を確保し、建物や構造物の安定性を向上させることができます。
また、正確な位置に組み立てられた鉄骨構造物は、建築物全体の完成度や品質を高めることにも繋がります。
いきなりきつく締めてしまうと、正しい位置に、柱や梁が取り付けられるとは限りません。
より繊細で、正確な構造体を作り上げるために必要な工事過程です。
現在、弊社ではこういった作業に携わっていただける現場スタッフを募集中です。
未経験者、経験者問わず募集していますので、幅広くご応募いただければ幸いです。